中絶の手術方法

安全に、徹底的に、痛みを取り除く麻酔

安全に、徹底的に、痛みを取り除く麻酔産婦人科は、女性の痛みに向き合う診療科です。痛みを感じるのはどこかにダメージがあるということですし、患者様にとって痛みは余計な負担です。不調を知らせるシグナルとしての痛みには意味がありますが、治療にともなう痛みは最小限に抑えるべきだと当院では考えています。
当院では、採血の際に注射針を刺す時など、痛みが起こりうるケースを細かい部分まで徹底的に洗い出してしっかり対応しています。
麻酔に関しても、産婦人科という診療科に特化して洗練させ、痛みなく安心して受けていただけるようにしています。痛みに弱く、ご不安がある方はぜひご相談ください。

当院の麻酔

当院では、患者様に最適な麻酔を行うためにさまざまな配慮を行っています。デリケートな女性の専門的な診療を行う産婦人科は、麻酔に関しても特殊な知識や技術が必要です。当院では専門医が経験に培われた手法を丁寧に行っています。また、ご不安をできるだけ取り除くことができるよう、患者様の立場になってご説明やお声がけなどを行っていますので、安心してお任せください。

静脈麻酔

主に、初期無痛中絶手術で使われる麻酔です。全身麻酔ですから、手術中の痛みはまったくありません。また、いやな記憶が残ることもありません。全身状態をしっかりコントロールしながらきめ細かく調節することで、手術が終了した数分後には目覚めることができます。

手術を受ける時期

人工妊娠中絶手術は、 母体保護法という法律で受けられる時期が決められています。この法律により、妊娠21週6日までは手術が可能です。ただし、当院では妊娠11週までの初期にのみ対応しており、それ以降の中期には対応していません。妊娠11週までの初期であれば、日帰りでお身体に大きな負担なく手術を受けることが可能です。妊娠11週を過ぎた中期になると入院が必要になりますので、対応可能な総合病院などをご紹介しています。
人工妊娠中絶手術は時間が経過するとお身体が受けるダメージも大きくなりますし、回復にも時間がかかるようになります。さまざまなリスクを回避するために、できるだけ早めに受けるようにしてください。

手術方法

当院では、妊娠11週までの初期人工妊娠中絶手術を行っています。手法には大きく分けて掻把(そうは)法と吸引法の2種類がありますが、どちらにもメリットとデメリットがあるため、当院ではその両方を合わせた手法を導入し、安全性を高めています。

掻把法

子宮内部から内容物を掻き出す手法で、細長いスプーンのようなキュレットやはさみのような胎盤鋏子を使います。感染リスクが少なく簡単にできるため昔から行われてきた手法ですが、ドクターの技術力に大きく左右されますし、どれほど熟練したドクターが行っても、器具によって子宮を傷つけてしまう可能性はゼロではありません。

吸引法

吸引機を用いて子宮の内容物を吸い出す手法です。全体的に吸引できることから、手術時間を短縮でき、患者様の負担も軽減できるため、近年は主流になってきています。デメリットとして、強力な吸引を行うことで子宮内壁にある微細な血管を傷つけやすく、出血量が増えてしまう可能性があります。妊娠週が増えれば難易度が高くなるため、初期には適していますが中期には対応できない場合もあります。
また、掻把法では簡単に殺菌・消毒できる器具のみを使用するため衛生管理がしやすいのですが、吸引法では複雑な形状の器械を使用するため、殺菌・消毒といった衛生管理を徹底的に行う必要があります。

掻把法と吸引法を併用したハイブリッド手術

当院では、院長の豊富な経験をもとに、掻把法と吸引法を併用したハイブリッド手術を行うことでダメージを最小限に抑えて短時間に安全な人工妊娠中絶手術を可能にしています。はじめに掻把法で内容物をある程度処置し、その後、吸引法を用いて残りの内容物をきれいに取り去るというもので、手術の所要時間は5~10分ほどです。

TEL:047-378-5520 お問い合わせ
一番上に戻る
一番上に戻る
TELお問い合わせ
人工妊娠中絶サイトはこちら